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数年前、EXD44(テレビ朝日)という情報番組で、「秒速1億円稼ぐ男」として名を馳せた実業家である与沢翼氏が発した言葉が反響を呼んだ。

この番組で取材した35歳のテレビディレクターの貯金(300万円)に対し、

300400万円の貯金というのは、(与沢氏の)17歳の時の貯金より少ない。努力でできる範疇、1000万円貯めるなんて。フェラーリも買えない。もうゲームオーバー。」

これは30代で1000万円なければ、順風満帆な人生を歩むことが出来ないことを表現している。

さらに20代から30代の前半までに家計の収支バランスを整えなければ、いずれ資金がショートしまうことを伝えている。

 

ポッツ自身も1000万は20代のうちに達成していますので、与沢氏が特別というわけではありませんし、努力で可能な範疇だと思います。

1000万円というのは、大卒から30歳までの8年間で毎年120万円弱、月に均せば10万円近いお金を貯める感じです。

この金額は給料だけで賄うことはなかなか難しいことでしょう。

これは暗に、給料だけでなく「他の収入先を見つける」という意味を努力という言葉で表していると言えます。

副業、サイドビジネス、投資、何でも良いので給料以外で収入を得ることが20代で求められていると言って良いでしょう。

それを可能にした人を30代で資産1000万円を蓄えた状態と表しているのでしょう。

 

また、2030代であれば結婚を考える年頃です。

しかし、その結婚の障害になるのがお金です。

厚生労働白書では結婚を思いとどまる要因に「結婚資金が足りない」が大きな割合を占めています。

「経済的に不安定」「生活レベルを落としたくない」と挙げている人も多く、お金を持っていないことは結婚を遠ざけてしまう大きな要因になっている。

いくら魅力ある人物でも収入が安定してなければ、お互いが結婚に躊躇してしまいます。

20代後半の未婚率は男性73%、女性62%。

30代前半になると未婚率はグッと下がり男性47%、女性35%になります。

20代は苦労が多く給料も少ないが、30代になると給料が増え、ある程度将来の見通しが立ったことが結婚に繋がったと考えられます。

 

ただ、お金が原因で結婚を踏み留まった人は、お金さえあればもっと若いうちに結婚していたはずです。

つまり、資産を持ってないばかりに数年遅れをとってしまったと言えます。

これは結婚を例にしただけで、出産、住宅の購入など人生のイベントすべてに対して言えることです。

特に遅れをとってしまえば難しくなるのは結婚、出産、育児です。

年齢を重ねれば適当な相手と巡り合う可能性は低くなりますし、体力や健康の面では若い人にかないません。

将来、家庭を築きたいのであれば20代のうちに収入を最大限に増やし、ある程度の資産を築かなければなりません。

さらに浪費と必要を取捨し分別を付けたメリハリのあるお金の使い方を知らなければならないのです。

そうしなければ「人生すべてが後手後手に回ってしまう」と考えて良いと思います。