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現在、インデックス積立投資は投資の王道であり、政府、マスメディア、インフルエンサー、証券アナリスト全てが推奨する投資法です。

株価を意識せず毎月決まった金額を積み立てることでドルコスト平均法を享受し、リスクを抑えて投資することができると考えられています。

また、インデックス積立投資は個人投資家の間ではFIREへの近道であると共有されるなど、とても有効的な投資法と認識されています。

 

積立金額を多くすることは経済的自由を勝ち取るための重要な要素です。

しかし、ほぼ全ての人は収入が大きく変わらない限り、積立金額は一定額になります。

逆に資産額に比例して積立額を大きくするような行動はは一般的にありえません。

そうなると長期になればなるほど、新規に拠出する金額は資産額に逆比例して小さくになっていきます。

例えば月々5万円拠出している場合、資産が100万円程度であれば資産の5%が増加になります。

5%もあれば新規拠出額の効果は大きく、相場の急落がない限り資産額を増やすことが可能です。

しかし、1000万円の資金を積み立てた状態になると、たった0.5%にしかなりません。

0.5%では相場変動の影響の方が大きく、新規拠出の効果は限定的なものとなります。

 

その段階になると積立効果による資産の増加よりも、相場変動の方に注意が向くようになります。

いかに自身の持っているアセットで「効率良く収益を出し、複利を味方に急速に増やせないか」と考えるわけです。

 

これにおいて、特に重要なのはアセットアロケーション、ポートフォリオのリバランスです。

積み立て当初からアセットを変更せず、いつの間にか数百万円を数個のアセットに集中投資してしまっている投資家も多くいることでしょう。

年月の経過によって経済政策や金融政策が変更され、初期に選んだアセットの利回りが変化している場合もあります。

それを考え債券をポートフォリオに加え値動きをマイルドにする投資家もいれば、時流を読み取りより高いリターンを目指した攻撃的なポートフォリオにする投資家もいるでしょう。

 


よく、「資産が1000万円を超えたあたりから資産の増加が加速する」という話を聞いたことがあると思います。

これは「資産が増えたから資産の増加量も増えた」と勘違いしている人もいると思います。

それは大きな間違いです。

1000万円は月々5万円積み立てていれば10年から15年程度で達成できる金額です。

1015年もあれば景気循環も一巡しているだろうし、金融ショックも経験しているでしょう。

景気循環による適切なアセットの選択方法や下落相場の対処法も体感しています。

投資初心者と比べ経験値が違うため、景気循環から適切なポートフォリオを組めるようになっています

端的に言えば、積立開始から金融市場を観察し、相場変動をある程度読めるようになっていれば、より有利に高い利回りを得ることは可能なことです。


中には積み立てを早々に切り上げ、全く違う投資法で資産を倍増させている人もいます。

つまり、投資経験を積むことでインデックス投資の想定利回りをアウトパフォームすることが可能になるからです。

 

もちろん、ポッツ自身もインデックス投資の想定利回りを大きく上回る利回りを上げています。

そのために日々、指標や相場変動を記録し、備忘を残すなど多少の努力をしています。

それを基に現在の状況と過去の事象を照らし合わせ、想定されるシナリオを予測しています。

これにより大勝ちすることは少なくなったとしても、想定外の損失を防ぐことは可能になりました。

 

投資するにあたって、相場を見ることは重要ですし多少の努力は必要です

インデックス投資がいくら「相場を見なくても知識がなくても資産が勝手に増える」と誇張されていても真に受けてはいけません。

言われた通りにただ単調にアセットを買うだけで、相場の下落時に初心者と一緒になって巻き込まれては元も子もありません。

何年もインデックス投資をしているのであれば、なおさら下落相場は回避しなければなりません。

そして、多少の努力に気付けた人がインデックス投資から卒業し、より利回り高い投資を行うことが出来るのです。