インデックスETFに投資することが現在の投資の主流ですが、ある程度マーケットに精通してくれば投資家独自のポートフォリオを形成したくなると思います。
特に日本株をメインで運用を行っている投資家であれば、日本株のインデックス指数は銘柄の入れ替わり少なく、オールドエコノミーに偏重しているため成長力を欲していると思います。
ただし、銘柄が少なければハイリスクハイリターンですし、かといって「あれもこれも」と気に入った銘柄を加えてしまえば分散させ過ぎです。
少ない資金で多くの銘柄を加えてもアセットアロケーションが複雑になるだけでまともな運用は難しくなってしまいます。
そのような考えに至ったのであれば、今ある良質なETFを組み合わせる方法が効率的です、インデックス投資に戻ってください。
つまり、自身の選りすぐりの銘柄をたくさん集めても、管理ができなければ、虻蜂取らずになるのが関の山ということです。
そうならないためには、ポートフォリオに加える銘柄は5~10銘柄に絞ることがベストでしょう。
それ以上を加えたいのであれば、素直にインデックスETFをオススメします。
しかし、いくら絞ったからと言って、GAFAM+Tのような似たような銘柄ばかりポートフォリオに組み込んでも分散効果は全くありません。
分散することは「卵を同じカゴには入れてはいけない」と言いますが、カゴが別でも卵の種類が同じならそれは割れてしまいます。
例えるなら「プリン・アラ・モード」のように一つ一つは小さくとも洗練されたパッケージを作り上げることがポートフォリオを作成する上で最も重要なことです。
メインとなるプリンやアイスクリームは自身の得意な銘柄を加えましょう。
フルーツは現在の旬となっているセクターの株式を持つと良いでしょう、金融緩和時であればハイテク株、利上げ局面であれば金融やオールドエコノミーを検討することになります。
そして、最後にミントなどの口直しには今後成長が期待できる小型株を加えると楽しいですね。
このように、経済動向にアンテナを張り、その時その時でポートフォリオ組み替えながら資産運用をしていくことが、安定的で効率的な運用に繋がると考えます。
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