コロナショックと同時期に開始した「VIX投資100万円チャレンジ」も開始してから2年9か月が経ちました。
2022年12月末の資産残高は4,063,363(原資1,000,000円は回収済)と運用開始時から4倍以上に膨れ上がりました。  

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↓↓↓原資を出金した時の記事↓↓↓



【年間の運用状況の推移】    

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【月別の騰落率】

 

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VIXの推移】
   

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  ※参考 【各月の経済情勢 備忘録】
1月:利上げ観測から長期金利上昇、ハイテク株を中心に急落
2月:ロシアがウクライナへ侵攻
3月:アメリカが利上げ開始。コモディティー価格急騰、インフレを警戒
4月:利上げと有事のドル買いからドル高侵攻
5月:世界経済停滞を警戒する動きはあるが、過度な警戒感が後退
6月:利上げペース上昇、株安が急ピッチで進む
7月:経済指標の悪化し始め、長期金利が高止まりする
8月:CPIがピークアウトし、利上げペースが鈍化するとの観測
9月:CPIが高止まりし、金融引き締め強化の思惑が再度盛り上がる
10月:FRB議員内に利上げに慎重なコメントが多くなり、相場の反転が期待される
11月:CPIがピークアウトしたとの観測から、利上げペース鈍化期待が出始める
12月:利上げペース鈍化、景気後退の深度を探る相場が始まる  
  【総評】
2022年はアメリカ主要3指数が大きく断続的に下落する年だったので、多くの投資家の運用利回りはマイナスに落ち込んでしまったと思います。
そんななかで、VIXショートの収益率はプラスを維持
2022年は他の年より見劣りするが30%を超え、大きな利益をもたらす投資として変わぬ地位にあることが実証されました。
さらに言えば、VIX系のETFの売買が厳しく制限されなければ、原資を抜く必要もなく、これ以上の収益も可能でした。

2021年はレバレッジ型ETFに収益面で負けるなど優位な差は見られなかったが、2022はそのようなETFが悲惨な下落に見舞われたのは言うまでもない。
昨年も言及したが、VIXショートは相場の上昇期ではレバレッジ型ETFと差別化できるほどの投資手法ではありません。

2022年は金利の上昇局面での好材料では買われず、悪材料になると大きく下押しする相場環境でした。
これは予想通りの結果と言えます。

2023年は利上げが一服するものと思われ、景気後退の深度が相場の論点になると思います。
金利上昇で苦しい企業も出るだろうし、住宅市場が全世界的に低迷してしまう可能性もあります。
投資家の関心は企業の成長力よりも財務体質を重視するようになるでしょう。
利下げが行われるまでは、なかなか株式を購入するのが難しい相場が続くと思われます。