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昨今、ルフィ強盗など若者の組織犯罪が世間の話題をさらっている。

ルフィ強盗に関しては30代元締めが20代実行役へ指示し、組織的に高齢者宅へ強盗に押し入り、金品を強奪する事件です。

この事件は現在の日本の世相をよく反映している事件だと思います。

ひと昔前では、高齢者は敬うもので、地域で保護することが暗黙のルールであった。

しかし、最近では核家族化が進み、若年層と高齢者層との分断が鮮明になってきており、高齢者の生活を潔く思っていない若者も多くなっている

 

しかし、これを理解していない高齢者は非常に多い。

例えば、高知県黒潮町の津波の避難訓練の記事。

防災において「大人が子供と高齢者、障碍者の保護を率先して行うことが、防災活動で必要な行動である」とするのが一般的だと思います。

しかし、「高齢者は弱者」という社会の周知にあぐらをかき、同じ弱者である子供であっても高齢者の避難を手助けしなければならないと、ミスリードさせる記事を作成してしまった。

子供は社会全体の中でも最も慈しむ存在であるが、高齢者というものはそれ以上に保護されなければならないという思想を社会にあたえてしまった。

この記事に対して多くの非難があったが、高齢者全体の思考は常に「高齢者は弱者で多くの援助を受けることが当然だ」ということです。

この考えは労働者、特に若者が社会に対して閉塞感を感じ、いくら働いても高齢者の社会保障に消え、生活改善が見込まれないという不満が大きくなっていると考える。

他にも60歳以上の高齢者が日本の金融資産の大半を持っているのに関わらず、社会保障を受け取り、労働者よりも優遇されていることに怒りをあらわにしている。

日経ビジネス「世代間の公平性に関する意識調査」では「公的制度は高齢者を優遇されているか?」という調査で2030代の8割は「そう思う」と答えている

 


しかし、これに関しては特に若者が悪い、高齢者が悪いというものはありません。

シルバー民主主義が起こっている日本では、高齢者層の意見が政府に反映されやすく、政府がその意向に沿って政策が決まっていきます。

政府の政策が若者と高齢者の分断を図っているので、それに合わせて生活していくことが重要です。

裕福な高齢者は若者狙われやすくなるので、防犯意識を持って行動することが常識となる時代が迫ってきています。

若者に対して融和する選択肢もありますが、人々の思想は一度染みつくと変えることは非常に困難ということは認識しておかなければなりません。