VIX指数は別名、恐怖指数とも呼ばれ、株式市場の急落時に数値が上がる指数と知られている。株価の急落で市場関係者がどのくらい恐怖にしているかを数値化した、そんな指数です。40を超えると経済史に名を遺す金融危機だと思って良いでしょう。そんな感情的なものをどうやって
2020年03月
価格決定力のある企業に投資することが、低リスク高リターンの投資を可能にする
価格決定力とは、製品やサービスの価格を自社の意向で価格を安くも高くもできる力のことを言う。参入障壁が高い、またはクオリティーが群を抜いている製品を生産している企業は不況やデフレであったも安定して利益を出すことができる。例として東京ディズニーリゾートを運営
これから伸びる企業はROAを見れば良くわかる
株主は企業に対してどのように企業経営を望んでいるか?もちろん、資産を有効活用して経営効率を高め、利益をどんどん生み出してもらうことを望んでいる。それが将来の配当金や株価の上昇につながることにもなるからである。株式投資をする目的は自身よりも企業の方が資産を
PBRを基準に銘柄選択していると思わぬ落とし穴に引っかかる
株価が割安かの基準で用いられるPBRはとても使えない指標の1つです。PBRは時価総額が純資産の何倍あるか表した数値です。計算は、資産-負債=純資産になる。しかし、資産も負債もしっかりと評価されてて初めて有効な指標になる。会計ではのれんやソフトウェアなど換金価値が
万年割安放置されている商社銘柄、コロナショックと原油安でダブルパンチ
商社株は収益性と規模のデカさで安定して配当を行なっているため、高配当銘柄として人気があります。そして、商社で働くサラリーマンは総じて高学歴で、学歴コンプレックスのある人には「高学歴、高収入の奴がオレのために汗水流して働いてくれる」と自尊心を高めるために
ナンピン買いは資金を固定化し、視野を狭くし、有益なことからも目線を反らす
コロナショックにより株価の下落は一時的な落ち着きをを取り戻し始めている。今回のような暴落相場では思った方向と逆に動き、損失が出てしまう場合がある。 含み損を抱えた場合、起こす行動が以下の3点になる。 (1)損失をなかったことにする(塩漬け)(2)これ以上
高配当銘柄に投資しても安全とは限らない
高配当銘柄とは主に配当利回りが4%以上の株のことを言い、中には6~7%にもなる株も存在します。東証に上場する株の平均配当利回りは2%を少し超えるくらいです。高配当銘柄に投資することは高額な配当収入(インカムゲイン)が定期的に貰えるため、「もし株価が下落し
配当利回りばかり気にする残念な投資家たち
超低金利時代の現在、銀行に預けているだけではお金は増えない。株を買うにもリスクが高くて抵抗があると考える投資家も多い。そこで人気が高いのが「高配当の有名企業」に投資するという投資術である。高配当とは利回りが4%以上のことを言います。4%ってだけでもすごい
配当を貰うことの非効率さ
株を買うと付いて回るのが配当というシステム。しかし、それは本当にお得なのか?企業が利益を出すと36.8%もの税率が課せられ、さらに株主への配当金にも20.3%の税率が課せられます。企業の利益すべてを配当金に回した場合、トータルで50%近い金額が税金として徴収されて
資源価格が株価に与える影響
石油元売りや商社などの資源銘柄の資源価格(石油相場など)の変動による株価への影響を考える。石油元売りや商社は海外に権益を持ち、そこから産出する資源を仕入れ、国内に売り捌いて利益を得ている。ここで重要なのは採掘量や輸送量を一気に増やしたり、減らしたり出来ない