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高配当銘柄とは主に配当利回りが4%以上の株のことを言い、中には6~7%にもなる株も存在します。


東証に上場する株の平均配当利回りは2%を少し超えるくらいです。


高配当銘柄に投資することは高額な配当収入(インカムゲイン)が定期的に貰えるため、「もし株価が下落してもその損は配当で補える」と考える投資家から絶大な人気があります。


でも、そこで考えてもらいたいことは、

(1)安定した収入が得られるのになんでみんなやらないの?

(2)配当が多い少ないで評価が上下しないのでは?


株価は人気が高まると上昇するのはご存じだろうが、株価が上昇すると配当利回りは低下する。


これと真逆のことが起きているのが高配当銘柄なのである。


人気がなく株価が低迷しているため配当利回りが高いケースが多い。


そして人気がないので、今後株価が上昇する期待値も低い。


高配当銘柄は特に今後の業績に不安がある会社だと市場に評価されていると考えていいと思います。


高配当銘柄に投資する際には、「なぜ株価が他より割安なのか?なぜ配当性向が高いのか?」と、常に原因を探しながら銘柄選びをすることが重要です。