VIX投資100万円チャレンジを開始してからちょうど1年が経ちました。20213月末の資産残高は2,515,481円と、運用開始時の100万円から約150万円も増加しました。  FullSizeRender
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【年間の運用状況の推移】    vix

 

【月別の騰落率】

 

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VIXの推移】
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  ※参考 【各月の経済情勢 備忘録】 4月:新型コロナが深刻化、NY原油先物価格が史上初のマイナス価格に 5月:米中貿易協議の履行で対立、新型コロナ感染第二波を警戒 6月:雇用統計ポジティブサプライズによる経済再開期待。新型コロナ感染第二波を警戒 7月:雇用指標軟調、FOMC金融緩和継続 8月:金価格連日高値更新、NYダウコロナ前の水準を回復、FRB政策指針発表 9月:ハイテク株リスク回避で乱高下、大統領選挙混迷 10月:トランプ大統領コロナ感染、コロナ感染拡大、NYダウ連日急落 11月:民主党バイデン勝利、コロナワクチン開発期待 12月:追加経済対策可決、コロナ変異種への警戒 1月:次期政権への政策期待、ロビンフッターの脅威が表面化、機関投資家の換金売り警戒 2月:日経平均3万円突破。米国債金利上昇、グロース株急落 3月:米国債金利上昇、グロース株急落、ゼロ金利長期化示唆、経済再開後のインフレ懸念  
  【総評】 電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)がこの期間、株価が6倍にもなったことを考えると、とても物足りない結果です。 特に4~5月はVIXが30を超えて高止まりしていたため、VIXショートの威力を発揮するコンタンゴ期間ではなかったのが、運用利回りを下げた原因です。 6月以降はコンタンゴに転換したので、毎月510%の利回りで運用できるようになりました。   市場平均の指標として、NYダウやS&P500などの上昇率3040%と比べれば、大きな利益を得らしたのは評価できると思います。 VIXショートは今期のような相場の急騰期には差別化できるほどの投資手法ではないことが分かりました。   この先の1年は、経済活動の正常化による企業リスクの洗い出し、FRBのテーパリングスケジュールが焦点になると思います。 金融政策の動向で一喜一憂するボラティリティの高い年になる可能性高いとポッツ自身は思っています。 急落はなくとも、昨秋のような相場の上昇が再度来るのは難しいでしょうね。 経済専門家からは「金融資産インフレが起こっており、更なる株価上昇は難しい」との指摘があります。 市場平均が伸び悩む時期はVIXショートが優位性を発揮する時期です。 今期、市場平均を大きく上回る可能性はかなり高いと予想します。