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日本人は大局観がなく、戦略を立てるのが苦手と言われています。

投資においてもどのような戦略を立てるのか、他人に依存する傾向があります。

「みんながやっているから」「参考にしている投資家が推奨してるから」など、自分の考えを無しに他人の戦略に相乗りする人が多いと感じます。

大切な資産をなぜ、安易に他人の考えに依存させてしまうのでしょうか?

 

潜在的に陥ってしまっているポイントが4つあります。

・横並び意識

・平均を好み、自身の能力を過小評価している

・行動や思考が極端である。

・基本的に面倒くさがり

 

・横並び意識

日本人は他人と違いを極度に気にします。

例えば、「結婚しないの?」と聞かれても普通なら気にしません。

しかし、「この中で結婚してないの、あなただけですよ?」と聞かれると、たちまち疎外感を感じてしまうと思います。

投資の世界では、人と違った投資戦略を立てたとしても、優れた結果になることが可能です。

 

・平均を好み、自身の能力を過小に評価している

何事も1番を取ることは非常に目立つことで、それを嫌う人が多くいます。

それと同時にビリにならないよう、手堅いことへより力を傾けます。

不得意なことに多くの力を注ぐため、自分が不出来だと感じる時間が極端に多い。

投資は得意な銘柄、金融商品を持つことが最も利益を得やすくする方法です。

全く理解できない銘柄をいくら売買しても利益には繋がりません。

 

・行動や思考が極端である

日本人は意見が対立した場合、相手を受け入れるよりも押し通そうとするのが好きです。

昔から「鼻をへし折ってやった」「ひと泡吹かせてやった」とスカッとする物語が多く存在しています。

相手を許容する心がないため、自身の考え方も極端なバイアスを付けてしまいがちです。

良さそうなものを一度手に入れると、それ以外のものが陳腐に見えてしまいがちです。

しかし、投資ではそんなことはなく、時代によって光り輝くものや陳腐化するものは移り変わります。

 

・基本的に面倒くさがり

日本人は変化を嫌います。

古いシステムや出来上がったものをいつまでも使うことを好みます。

新しい物事を学ぶことが好きな人は少数派で、投資法においても効率的でシンプルなものを好みます。

つまり、くどくど能書き垂れるよりも、一言でスッと理解出る物事の方が好まれるということです。

しかし、投資ではくどくど能書き垂れて、細かい物事に精通している人の方が成功しやすい傾向にあります。

そして、投資は得もするし損もする。

未来が不確定なものに努力したり時間を割くのは、多くの人が躊躇します。

例えるなら、勉強をしない小学生のようなものです。

将来なりたい夢はあったとしても、道筋がない。

今やってることに本当に意味があるのか?そう思っていつまでも行動を起こさなければ、何物にもなれません。